オマーン湾イラン沖でのタンカー攻撃事件(6月13日)で、アメリカとイランの主張が真っ向から対立している。アメリカは最初から「イラン犯行説」を主張。...
ニュースらしいニュースもたまには投稿してみようと思う。
初回は今話題のホルムズ海峡オマーン湾で不明の襲撃者からオイルタンカー船が攻撃された件だ。他のニュースメディアが取り上げていない視点から語ってみよう。
船員などの海事従事者もしくは艦船ファンの間では常識的な知識であるが、機雷が設置されたとされる位置は大型船の離着岸をサポートするタグボートが大型船を押し付けるための位置に近い。
米国が公開した被害状況と機雷が設置されたとされる画像
この位置はプッシュマーク(もしくはタグボートマーク)と呼ばれる図形で示される位置に近い(多くの場合アルファベットのTのような図形が示される)。
船体マーク解説図 - 日本船主協会
大型船を押し付けるタグボート
つまり、このプッシュマーク付近は非常に堅牢な構造となっており、そのプッシュマーク付近へ機雷を設置するということは船舶の構造上で最もダメージを少なくできる位置であると言える。
ここでこの位置に機雷が設置された意図は2パターン考えられる。
筆者の感想として、1に関しては脅迫的犯行であるという理由ならば納得できる説明であり、2であるならば些かお粗末すぎて信じがたい。
いや2であっても機雷設置が明るみにならないよう時間をおして設置したのならば理解できなくもないが、それならば船尾付近に設置して推進プロペラの破壊を狙ったほうが良いので合理性が少々物足りない。
この投稿は何らかの真実が明るみになるわけではない。このような視点もあるのだということを皆さんにも知って頂きたく投稿した。
@keizou ちなみにボクは漁師の息子で1級小型船舶操縦士、大型船の搭乗員資格である3級海技士(航海)および4級海技士(機関)、海の法律の専門資格である海事代理士の資格を取得しているので一応専門家として語ってる
その2パターンなら1かなぁという気はしますねやはり。