政府は30日、クジラの資源管理を話し合う国際機関である国際捕鯨委員会(IWC)から正式に脱退した。1988年以降中断していた商業捕鯨を7月1日から31年ぶりに再開し、日本の領海や排他的経済水域(...
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はてなブックマークへ気になるコメントがあったので北海道釧路市の漁師の家に生まれた者として反論したい。
特に強く反論したいのはいわゆるトップブコメだ。
> 鯨の資源量については日本にも言い分があるのかも知れないが、秋刀魚や鰻の惨状を見てると日本の水産管理には一つも信頼を置けない。鯨肉ももはや需要もないのに再開する必要はない。
日本、というか北海道釧路市の秋刀魚の漁獲量が減った主因は北西太平洋にある日本のEEZのすぐ近くで中国及び台湾の漁船が操業をしているからだ。
これは水産庁の報告に掲載されていた図表。
つまり、一目瞭然でわかるとおり、秋刀魚が回遊してくる海域に日本へ蓋するように中国および台湾漁船が位置している。さらに中国・台湾漁船は帰港することなく輸送船へ漁獲した秋刀魚を積み込み操業を続けられるシステムになっているのだ。
これに対して日本は北太平洋漁場を管理する国際団体の北太平洋漁業委員会においてサンマの資源管理措置として数量管理を行う漁獲数量規制の導入を提案したが中国等が時期尚早として反対したという状況である。
まるで日本(北海道釧路市)の漁師が乱獲をして秋刀魚が減ったように表現するのは大変遺憾であると言わざる得ない。
需要の話をし出すと、鯨肉の消費量>馬肉の消費量みたいな話をどこかで見た覚えがあるのですが、アレは正しいんだろうか。
はてなブックマークへ気になるコメントがあったので北海道釧路市の漁師の家に生まれた者として反論したい。
特に強く反論したいのはいわゆるトップブコメだ。
> 鯨の資源量については日本にも言い分があるのかも知れないが、秋刀魚や鰻の惨状を見てると日本の水産管理には一つも信頼を置けない。鯨肉ももはや需要もないのに再開する必要はない。
日本、というか北海道釧路市の秋刀魚の漁獲量が減った主因は北西太平洋にある日本のEEZのすぐ近くで中国及び台湾の漁船が操業をしているからだ。
これは水産庁の報告に掲載されていた図表。
つまり、一目瞭然でわかるとおり、秋刀魚が回遊してくる海域に日本へ蓋するように中国および台湾漁船が位置している。さらに中国・台湾漁船は帰港することなく輸送船へ漁獲した秋刀魚を積み込み操業を続けられるシステムになっているのだ。
これに対して日本は北太平洋漁場を管理する国際団体の北太平洋漁業委員会においてサンマの資源管理措置として数量管理を行う漁獲数量規制の導入を提案したが中国等が時期尚早として反対したという状況である。
まるで日本(北海道釧路市)の漁師が乱獲をして秋刀魚が減ったように表現するのは大変遺憾であると言わざる得ない。
需要の話をし出すと、鯨肉の消費量>馬肉の消費量みたいな話をどこかで見た覚えがあるのですが、アレは正しいんだろうか。